httpsとは何か?httpsとhttpの違いの意味とは?パソコン初心者でも簡単に分かるように紹介!

httpsとは、簡単に言うと、ホームページを見る時の通信を暗号化する設定が行われているWEBサイトであることを示すものです。

具体的な「https」とは、

 ブラウザーのhttpsが表示されている画像

上記の赤枠部分のように、ブラウザーでホームページを表示した時に、URLが「https」で始まっているものです。

正しく「https」の設定をしているWEBサイトは、例えば、ホームページに入力した

  • クレジットカードの番号
  • 氏名や住所の個人情報
  • 気になって検索している言葉

などの情報が、第三者の他人に見られないように暗号化した通信が行われているので安心です。

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なぜ、インターネットで、暗号化が必要なのか?

なぜ、暗号化が必要なのかと言うと、パソコン初心者のために、「https」を理解しやすくするために、インターネットの仕組みを下記に紹介しておきます。

また、下記を理解することで、「https」と「http」の違いも理解しやすくなります。

インターネットでホームページを見る時の仕組み

インターネットの構造を説明した図

インターネットのホームページを見る時は、

  • スマートフォン
  • パソコン
  • タブレット

などの端末を使って、GoogleやYahooなどで検索して、目的のホームページを探すと思います。

ここでは、スマートフォンを使って、検索する時を参考に紹介します。

インターネットを見る時の流れ

スマートフォンでWEBサーバーのデータを取りに行く構造の説明画像

例えば、スマホを使って、インターネットで調べものをして、見たいホームページにアクセスするときは、、

  1. スマートフォン
  2.  ↓↓↓

  3. インターネット網
  4.  ↓↓↓

  5. WEBサーバー(ホームページのデータ)
  6. このような順番で、WEBサーバーにデータを取得しに行きます。

     
    スマホでホームページのデータを取得する様子を記した図

    そして、WEBサーバーにあるホームページのデータは、

  7. WEBサーバー(ホームページのデータ)
  8.  ↓↓↓

  9. インターネット網
  10.  ↓↓↓

  11. スマートフォン

このように、WEBサーバーにあるデータをスマートフォンにダウンロードして表示します。

上記の通り、インターネット網に、ホームページに入力した情報が流れていることになります。

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httpでの通信の場合、通信内容が見れる

インターネット上でやり取りしている情報が覗かれている図

「http」のホームページにアクセスしている場合は、ホームページのフォームに入力した

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • クレジットカードの番号
  • 相談内容

などの情報がそのまま送られるので、覗き見することが可能です。

その為、WEBサーバーとスマートフォンのデータの通信内容は、暗号化しないと、第三者である他人に見られる可能性があります

 

「https」と「http」の違いとは?

https」と「http」の違いは、インターネット網に流れる情報が暗号化されているか?暗号化されていないか?と言う点です。

  • https = 通信内容が暗号化されて安心
  • http = 通信内容が他人に見られる危険性がある

この為、「https」でないホームページに情報を入力する場合は、他人に、インターネットで、何を検索しているのか?何を入力したのか?といったことが見られる可能性があるので、注意しましょう。

心配な場合、情報を入力する場合は、「https」のサイトのみにしましょう。

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「https」であれば、安心という訳ではない

「https」のURLのホームページは、通信を暗号化するような設定になっています。

しかし、httpsのホームページでも、

  • 安全であるケース
  • 安全でないケース

があります。

安心できる「https」

httpsで暗号化され、安心して通信ができるホームページの場合は、

httpsのサイトで、SSL化されている鍵マークの画像

このように、SSL化できている鍵マークの画像の鍵マークが表示されています。

 

「http」の場合に表示されるマーク

  • Chorom(クローム)での表示内容
  • httpでの通信のchromeでの表示内容の画像

上記は、「http」のホームページにアクセスしたときに表示されます。

このように、「http」のホームページの場合は、「保護されていない通信」と表示されます。

 

注意が必要な通信

SSLのエラーの画像

SSLで注意が必要な通信のマークの画像

上記の様に表示されている場合は、httpsのホームページでも安心できないので注意しましょう。


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Free Wifi (フリーWifi)は、要注意

最近、カフェや店舗などで、Free Wifi (フリーWifi)が設置されており、無料でインターネットに接続できると人気です。

そのFree Wifi (フリーWifi)での通信が、もしも、「https」になっていない場合は、通信内容が覗かれている可能性があります。

会員サイトへのログインやクレジットカードの使用など、人に見られると困る情報を入力しないように注意しましょう

 

まとめ

今回は、「https」と「http」の違いと、それぞれの意味について紹介させていただきました。

インターネットを使う人の場合は、「https」と「http」については、何で、どのような意味があるのか?理解しておくと、より安心してインターネットが使える様になると思います。

普段の生活、特に、カフェや街中などで、自由に使えるフリーWifiを使うときなど注意して頂ければと思います。

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